不条理度満天の「ピューと吹く!ジャガー」

うすた京介のマンガ「ピューと吹くジャガー」、多分みんな、"ジャガー"まで付けて言う人は殆どいないですよね。"ピューと吹く!"、"ピューと吹く!"って言っていると思います。
そんな「ピューと吹く!」は、気が付くと、週刊少年ジャンプで10年も連載され続けていました。しかも、巻末のカラー連載でスタートしたのにも関わらず、気が付くと、巻末というポジションは維持しているものの、あらら、白黒連載に・・・!!という事で、今では「ピューと吹く!ジャガー」は、元々白黒連載で、時々カラーになると思っている人も多いようです。そこに10年一昔という言葉を痛感させられますね。
この作品は、知る人ぞ知るジャンプを代表するギャグまんがです。ギャグまんがというのは、元々不条理なものですが、逆に言うと、SFよりは、ずっと現実に近い世界観は持って要るんですよね。そんなそれほど現実離れしていない舞台の中で、登場キャラクターたちが現実離れした言動や背景を繰り広げて行くからこそ、ギャグまんがの面白さがクローズアップされるのだろうと私は思います。
特にこの「ピューと吹く!」は、そんな不条理の度合いが天下一品!そもそもプロダクションが運営する音楽養成学校に一流の笛吹きになるためのふえ科というのがある事自体不条理もいいところです。それに、2人の主人公、ジャガーとピヨ彦、どちらか一方がギターリストで、もう一方が笛吹き男だとしたら、恐らく知らない方は、ジャガーがギターリストで、ピヨ彦が笛吹き男だと思われる事でしょう。だけど、実際は全くの正反対で、ジャガーが笛吹き男、ピヨ彦がギターリストです。
こうしたとことん不条理を黙砂里市(もっさり市)という比較的現実に近い架空の世界で展開して行く「ピューと吹く!ジャガー」、凍狂(東京)や苦魔元(熊本)なんていう地名も出て来てね、中々楽しいマンガですよ。

ピックアップ記事

  1. 453bdcb235fcd9dc02ea99e87b687cb2_s
  2. 2fcde843bbba1cb577cfc77c9605a763_s
  3. -shared-img-thumb-KEN852_mokutekichi_TP_V

カテゴリー

PAGE TOP